ハマスタ探検記

30年来のベイスターズファンが愛する横浜スタジアムをこれでもかと紹介するページ

#11【『70th ANNIVERSARY GAME』のセレモニーを観戦してきた!】

『70th ANNIVERSARY GAME』のセレモニーを観戦してきた!】

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はじめに

4月14日(日)に開催された

『70th ANNIVERSARY GAME』を観戦してきたので

試合前のセレモニーの様子をお伝えします。

 

先日、このブログでもお伝えしたように

今年のベイスターズは球団創設70週年。

そこでこの球団創設70年を記念して

さまざまなイベントを開催します。

この1年は球団の歴史を振り返り、

そして新たな歴史をつくる1年になりそうです。

 

そして、この『70th ANNIVERSARY GAME』は

2019年シーズンに計6回行われ

元親会社であったマルハニチロ協賛のもと

球団70周年の歴史を振り返る

スペシャルムービーがあったり、

各年代を代表するレジェンドOBが登場したりと

試合前に盛り沢山な内容になります。

 

特別ユニフォーム

今シーズン6回行われる『70th ANNIVERSARY GAME』の中で

一番ファンの関心を引いているのは

特別ユニフォームの着用です。

歴代のフォームデザインをモチーフにした

特別ユニフォームは発表された直後から

ファンの大きな反響を得ていました。

 

実際に選手の着用状況から

簡単に解説してみたいと思います。

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正面から見て

右胸のシンボルマークは

大洋ホエールズで使用した"W"マークを

横にして"B"にアレンジしています。

 さらに全体のレイアウトは

98年優勝時のビジターユニを採用

 そして、袖の緑とオレンジのラインは

1974年から1977年に採用された東海道線カラーを使用

 

背中には1964年~1972年の間、

背ネームに地域名である「KAWASAKI」が

記されていたことに敬意を表し、

このユニフォームには、選手それぞれの名前ではなく

本拠地「YOKOHAMA」を記しています。

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 選手たちはこのように

これまでのユニフォームのエッセンスを随所にちりばめ

70年の歴史を凝縮した

特別なユニフォームで

歴史の重みを感じ、戦ってくれることでしょう。

 

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もちろん、マスコットやDianaも

特別ユニフォームを着用して

試合前にファンを盛り上げます。

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特別ユニフォームの綺麗な青色は

快晴の下の横浜スタジアム

色鮮やかに輝いていました。


試合前スペシャルムービー

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計6試合行われる『70th ANNIVERSARY GAME』では

試合前に、マルハニチロ協賛のもと、

球団70年の歴史を振り返る

スペシャルムービーが上映されました

このムービーは2試合ごとに変わるようで

今回のコンセプトは

大洋ホエールズが創設された

1950年から優勝した1960年付近を

フューチャーしているようです。

 

横浜スタジアム関内駅には

当時の興奮を示すポスターが飾られ

歴史の重みを感じることができます。

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 スペシャルムービーは

横浜スタジアムの今の盛り上がり状態から

「なぜベイスターズはこんなに愛されるのだろうか?」

と昔を懐古していく、という構成です。

 

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野球が大好きで仕方なかった中部謙市氏が

1950年に山口県下関市

大洋ホエールズ」を誕生させ

セントラルリーグに加盟。

この時の下関の盛り上がりは半端じゃなかったらしい。

 

そして、1955年から

神奈川県川崎市に本拠地を移転させ

1960年に名将三原監督のもと

悲願の初優勝をつかむことになります。

 

ちなみにチーム名のホエールズは鯨の「Whale」から

由来しているチーム名です。

漁師気質なチーム体制は

豪傑であり、大味であり

細かいことは気にしない特徴があり

そして何よりも家族のように暖かい

スタイルであったとい言います。

 

それが、勝負事として良いのか悪いのかは

ここでは割愛しておきましょう。

 

そのスペシャルムービーが公開されていたので

ここで紹介させてもらいます。

ぜひ、見て欲しい!

 

セレモニーピッチ

セレモニーピッチに登場したのは

1960年代に活躍した投手「稲川誠さん」

入団1年目から投手陣の一角を占め、

2年目の1963年には26勝(球団史上最多)をマークし

当時のエースだった秋山登さんと並び

大洋投手陣の両輪として活躍しました。

 

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 今のベイスターズファンにとっては

横須賀にある選手寮の寮長を務めていたことで

お名前を存じ上げていた方も多いのでは。

選手からピッチングコーチ、スカウト、そして寮長と

ホエールズベイスターズ

尽力を尽くしていただいた方ですね。

 

この日は寮長時代に寮生だった桑原が捕手役を務め

見事なワンバウンド投球でスタンドから

大きな拍手が沸き起こっていました。

 

まとめ

この『70th ANNIVERSARY GAME』は

球団の過去の歴史を振り返り、

そしてこれから新しい歴史を作るためには

欠かせないイベントとなっています。

 

最近、ベイスターズに興味を持った方も

昔からのファンも、改めて歴史を感じ

伝承と改革を続けていきたいものです。

 

次回の『70th ANNIVERSARY GAME』は

6月22日(土)、23日(日)東北楽天ゴールデンイーグルス

勝手な予想ですが、

次回は横浜大洋ホエールズ時代を

フューチャーするのではないでしょうか?

 

カミソリシュートの平松、天下のフォーク遠藤、

ヒゲの斎藤明夫

名手山下大ちゃん、オバQ田代、

スーパーカートリオポンセパチョレック

自分の少年時代はハマスタに夢が詰まっていました。

確かに勝てなかったけど

あの白地に紺字のユニフォームをまとった選手は

自分のヒーローでした!

 

ぜひ、そんなアラフォーな方々がいるならば、

6/22、6/23には横浜スタジアムへ足を運び

当時を思い出してもらいたいものです。

 

次回予告

次回のハマスタ探検は試合が少し開いてしまうので

周辺の駅からハマスタまで向かう道を

紹介しようかと思います。

横浜駅付近からみなさんは

どのようなルートでハマスタへ向かってますか?

いつもと違ったルートを使うのも新鮮でいいですよ。

よかったら参考にしてもらえると幸いです。

 

それだは、次回もお楽しみに。

 

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